住みなれた家で暖かい家族に囲まれて療養生活を送りたい・・・多くの患者さんがそう願っています。
そし
てまた、ご家族の方も、そうさせてあげたいと願っています。 しかし、実際の寝たきり状態の方の介護は、ご家族にとって、肉体的にも精神的にもかなりの負担となってしまうのが現状です。
訪問看護ステーション グラシアでは、在宅療養の必要な患者さんのご自宅を定期的に訪問し、看護の経験・知識・技術をもった専門スタッフが看護のお手伝いをさせて頂きます。
隣りへ移転しました。
平成29年10月より、従来の敷地の隣へ新築移転しました。住所は下記の通りです。
- 移転前
- 旧住所:知多郡東浦町藤江山敷139-8
- 移転後
- 新住所:知多郡東浦町藤江山敷139-7
1階にフリースペースをつくりました。
- 勉強会や健康相談、介護相談などの開催を予定しています。
居宅療養管理指導を開始予定です。
- 平成29年12月1日より開始予定
■営業日
月曜日から金曜日(土曜・日曜・祝祭日・年末年始は休業)
■営業時間
9:00~17:00
■訪問回数
【医療保険でご利用の場合】
原則として週3回までで、1回の訪問時間は1時間30分以内。但し、疾患により、看護の回数・時間等が異なる場合がありますのでご相談下さい。
【介護保険でご利用の場合】
限度額との兼ね合いも考慮しながら、看護、理学療法、言語聴覚療法等の必要性をケアマネジャーと相談の上、回数・時間を決めていきます。
訪問看護をご利用になられる方の症状
<内科・消化器科・循環器科等内蔵の症状>
-
- 薬がうまく飲めない、忘れやすいなどで困っている方
- 介護方法や様々な工夫のアドバイスが必要な方
- 認知症の方で困った症状のある方
- 便秘で困っている方
- 胃瘻、尿の管、人工肛門などがあり支援が必要な方
- 主治医の指示に基づく医療処置(点滴や傷の処置など)が必要な方
- 褥瘡(床ずれ)の予防に関する助言が必要な方
- 自宅で最期を迎えたい方
・・・など、他にもたくさんあります。お困りのことがありましたらご相談ください。
<骨や関節・足腰肩等の症状>
-
- リハビリを行いたいが、病院に通う事が出来ない方
- 病気や骨折で弱ってしまった方
- 起き上がりや立ち上がり、歩行などがしにくくなった方
- 身の回りの事をできる限り自分で行いたい方
- 自宅で最期を看取られる方(関節が固くなることや呼吸がしにくくなることを和らげる)
<話すことに問題がある方、飲み込むことに問題がある方>
-
- 主にコミュニケーションや食べることに困難を感じている方
- 脳卒中後に言葉が思い浮かばない(失語症)方
- 舌などに麻痺がありしゃべりにくい(構音障害)方
- うまく飲み込めずにむせてしまう(嚥下障害)方
- 聴覚障害、音声障害、記憶などの高次脳機能障害により生じるコミュニケーションの問題がある方
- 成人だけでなく発達の問題でコミュニケーションや食べることに問題を生じているお子様
ご利用者の声
義父は、病気がたくさんあるので、以前はとても最期まで家におくことは考えられませんでした。
チューブにつながれている義父を夫婦ふたりで、入浴させるのは、大変な負担を強いられましたが、訪問看護によって救われました。
尿管チューブについては、主治医の先生は、「ぼくより上手だから、グラシアさんにやってもらって」と言われました。
大病院に行ったり来たり、通院や入退院を繰り返すのを嫌がる義父の意を汲んで、最後まで家で暮らしてゆくことを考えています。それによって、家族も通院させる負担や、入退院の負担を軽減できました。
今は、デイケアとの併用で、義父も家族も余裕のある生活ができて、とても感謝しています。
訪問看護の内容
看護師や保健師、理学療法士、言語聴覚士等が訪問看護を行います。
【病状の観察】
血圧、体温、脈拍、呼吸、体調など、全身の状態の観察
【医師の指示に基づいた医療処置】
床ずれ、そのほか創部の処置
留置カテーテルなどの処置
内服指導(薬の飲み方、取り扱い方)・管理
【日常の援助】
入浴介助、清拭、洗髪などの清潔の援助
食生活の援助(食事療法、食事の環境など)
寝たきり、床ずれ予防のための援助
療養環境の整備・指導・援助
精神的援助
【リハビリテーション】
関節可動域訓練
筋力強化訓練
日常生活動作訓練
歩行訓練
呼吸エクササイズ
自主エクササイズ指導
言語聴覚訓練
SJF(関節ファシリテーション)
【ご家族への介護指導・相談】
安全な移動方法や、介護負担の相談
【社会福祉サービスの使い方・相談・支援】
社会福祉士による、医療費や福祉サービスについての相談、支援
【福祉用具の紹介・使い方の説明】
【 死亡時のお手伝い】
もしもの時どうしていいか判らないものです。
適切な処置で最期までお手伝いさせていただきますので安心しておまかせ下さい。
<介護保険を利用の方>
介護認定の結果、「要支援1」「要支援2」「要介護1」「要介護2」「要介護3」「要介護4」「要介護5」と判定された方で、主治医が訪問看護を必要と認めた方は、介護保険でのご利用ができます。但し厚生労働大臣の定める特別な疾患の方(特定疾患、悪性腫瘍末期等)は医療保険でのご利用となります。
介護認定を受けてみえない方も、医療保険でのご利用が可能です。医療保険でご利用の場合、年齢の制限はありません。
かかりつけの医師またはケアマネジャーにご相談ください。
直接訪問看護ステーションへご連絡いただいても構いません。